家電分野においてはSDGsの目標に掲げられている「リサイクル」に着目し、リサイクル処理が可能なステンレス、アルミニウム、銅を積極的に提案しております。
素材切り替えによるコストアップに対してはそれぞれの鋼種の特性を活かし、薄肉化や軽量化等を提案をさせて頂いて、コストダウンだけにこだわらないメリットをご提案させて頂いております。

調理家電に使用している脱臭触媒にはパラジウムや白金を使用しておりますが、これら貴金属は原料の値上げの影響が大きく影響をするため、お客様にとって大きな負担となっております。
当社ではお客様や素材メーカーとともに、代替材のご提案、既存製品のオーバースペックの見直しをさせて頂き、最適な仕様となるような提案をさせて頂いております。

家電製品で強度と深絞り性能を目的として亜鉛メッキ鋼板を利用している部材に対し、高成形アルミニウム合金をご提案させて頂きました。
素材自体のコストは上がりますが、軽量化や調達先の選択肢を増やすことでトータルコストでのメリットをご提案させて頂いております。